対象者:メンツ、ターツが分かる人~牌効率初学者
麻雀を打っていると、手牌の中に「どのターツを残すべきか」迷う場面が必ず出てきます。特に2枚だけで構成されるターツは、形によって強さや価値が大きく変わります。
今回は2枚ターツの強さ比較をテーマに、どの形を優先して残すべきなのかを整理していきます。
メンツやターツの基本を理解している方が、さらに効率よく手を進められるようになるためのステップアップとして活用してください。
麻雀牌効率シリーズ①:孤立牌の強さ比較はこちら
メンツとターツ
麻雀の手作りを理解するうえで欠かせないのがメンツとターツという考え方です。
メンツとは、完成した3枚の組み合わせのことでシュンツ(🀇🀈🀉のような3枚の連続形)や刻子コーツ(🀇🀇🀇のような同じ牌3枚)を指します。
一方でターツは、あと1枚くればメンツになる形のことで、例えば「🀚🀛」や「🀖🀗」といった両面ターツ、「🀐🀐」や「🀀🀀」といったターツなどが代表的です。
今回の記事では、このターツの中でも特に「2枚で構成されたターツ」に注目し、それぞれの強さを比較していきます。どのターツを優先的に残すかを理解することで、牌効率の基本がぐっと掴みやすくなるはずです。
2枚ターツの種類
2枚ターツの強さは受け入れ枚数が多い順に以下の通りです。
- リャンメン(2種8枚)
- シャンポン(2種4枚)
- カンチャン(1種4枚)
- ペンチャン(1種4枚)
リャンメン(2種8枚)
リャンメンは🀈🀉のように1・9牌を除く数牌が2つとなりあっている形です。
🀈🀉の場合は、🀇🀊の8枚の受け入れがあります。
シャンポン(2種4枚)
シャンポンは🀊🀊と🀂🀂のようにどちらかがコーツに、もう一方が雀頭になる待ちのことです。
🀊🀊と🀂🀂の場合は、🀊と🀂の4枚の受け入れがあります。
カンチャン(1種4枚)
カンチャンは🀓🀕のように数牌が1つ飛ばしである形です。
🀓🀕の場合は、🀔の4枚の受け入れがあります。
ペンチャン(1種4枚)
ペンチャンは🀎🀏のように端に寄っている形です。
🀎🀏の場合は、🀍の4枚の受け入れがあります。
カンチャンとペンチャンの強さ比較
基本的にはカンチャンの方が強いです。
🀙🀛と🀙🀚を比較します。
受け入れ枚数は同じですが、🀜を引いたときに違いが出てきます。
カンチャンは🀛🀜のリャンメンができるのに対して、ペンチャンは🀚🀜のカンチャンしかできません。
さらに3~7の牌で構成されているカンチャンはリャンメンに変化する牌が2種類あります。
🀛🀝の場合は、🀚または🀞を引けばリャンメンになります。
今回は2枚ターツの強さ比較について解説しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
3枚ターツの強さ比較はこちら