麻雀

【初心者向け】麻雀牌効率シリーズ③:3枚ターツの強さ比較

対象者:メンツ、ターツが分かる人~牌効率初学者

麻雀で手を進める上で「ターツ」の扱いは非常に重要です。前回は2枚ターツの種類と効率について解説しましたが、今回はさらに一歩進んで、3枚ターツの強さ比較を行います。

3枚ターツは、2枚ターツよりも手の進みやすく、牌効率にも大きく影響します。
初心者の方でも、この形の強さを理解しておくと、効率的に手を作るコツが掴めるようになります。

この記事では、代表的な3枚ターツの種類ごとに強さを比較し、どの形を優先して残すべきかをわかりやすく解説します。

2枚ターツの強さをおさらいします。
受け入れ枚数が多い順に以下の通りです。

  • リャンメン(2種8枚)
  • シャンポン(2種4枚)
  • カンチャン(1種4枚)
  • ペンチャン(1種4枚)

メンツ、ターツについて知りたい方、2枚ターツの強さをより詳しく知りたい方はこちら

3枚ターツの強さは受け入れ枚数が多い順に以下の通りです。

  • リャンメントイツ(3種10枚)
  • リャンカン(2種8枚)
  • カンチャントイツ(2種6枚)
  • ペンチャントイツ(2種6枚)

リャンメントイツ(3種10枚)

リャンメントイツは🀉🀉🀊のようにリャンメンとトイツが複合した形のことです。
🀉🀉🀊の場合は、🀈🀉🀋の10枚の受け入れがあります。

リャンカン(2種8枚)

リャンカンは🀚🀜🀞のように数牌が一つ飛ばしで3つある形のことです。
🀚🀜🀞の場合は、🀛🀝の8枚の受け入れがあります。

カンチャントイツ(2種6枚)

カンチャントイツは🀔🀔🀖のようにカンチャンとトイツが複合した形のことです。
🀔🀔🀖の場合は、🀔🀕の6枚の受け入れがあります。

ペンチャントイツ(2種6枚)

ペンチャントイツは🀇🀇🀈のようにペンチャンとトイツが複合した形のことです。
🀇🀇🀈の場合は、🀇🀉の6枚の受け入れがあります。

※良形聴牌を目指すときは、カンチャンやペンチャンといった愚形部分からメンツになってほしいです。
雀頭がすでに別にあり、リャンメントイツとカンチャントイツ(またはペンチャントイツ)が両方ある場合は、リャンメントイツをリャンメン(2枚)にして、愚形をフォロー牌(3枚目の牌のこと)は残すようにします(格言:愚形フォローは外さない)。

上記では3枚ターツの種類を4つ紹介しましたが、他の形もあるのではと思った方もいるかもしれません。
しかし、他の形は一見3枚ターツに見えても、実際には1枚が受け入れを増やす役割を果たしていません。以下にその例を示します。

3枚ターツ待ち
(受け入れ)
受け入れを
増やして
いない牌
🀇🀈🀊🀉🀇
🀜🀝🀟🀛🀞🀟

今回は3枚ターツの強さ比較について解説しました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。