対象者:始めたて
麻雀を始めたばかりだと、「鳴き」という言葉をよく聞くけれど、実際にはどういう意味なのか分かりにくいですよね。
また、鳴きをすると作れる役が限られるため、「どの役なら鳴いても大丈夫なのか?」で迷うことも多いと思います。
この記事では、麻雀の基本である「鳴き」と「鳴いても成立する役」について、超初心者の方にも分かりやすく解説します。
鳴き
鳴きとは相手の牌を使って自分の手牌のメンツを完成される行為です。
鳴きを行うことで上がりが早くなります。
鳴きを行ってできたメンツは公開され、切れなくなります。
メンツについて知りたい方はこちら
鳴きの種類
鳴きには3種類あります。
チー
チーとは左の人が切った牌を使って、自分の手牌と合わせてシュンツを作ることです。
チーは左の人からしかできません。
チーできる例
持っている牌 | 左の人から切られた牌 |
🀇🀈 | 🀉 |
🀛🀜 | 🀚または🀝 |
🀕🀗 | 🀖 |
※字牌はシュンツを作れないのでチーできません。
ポン
ポンは相手が切った牌を使って、自分の手牌と合わせてコーツを作ることです。
ポンは全員からできます。
ポンできる例
持っている牌 | 相手が切った牌 |
🀋🀋 | 🀋 |
🀙🀙 | 🀙 |
🀘🀘 | 🀘 |
🀆🀆 | 🀆 |
カン
カンは相手が切った牌を使って、自分の手牌と合わせて槓子(カンツ)を作ることです。
カンツはカンをするとでき、4枚で1つのメンツです。
カンは3種類あります。
暗槓(アンカン)
アンカンは自分で同じ牌を4枚集めるとできます。
アンカンは他の人から牌をもらっていないので、リーチを含め本来鳴くと成立しない役も成立します。
大明槓(ダイミンカン)
ダイミンカンは自分で同じ牌を3枚持っているときに、相手がその牌を切るとできます。
加槓(カカン)
カカンはポンをした後、その牌を自分で引くとできます。
鳴いても成立する役
鳴くとリーチができなくなってしまうので、上がるためには他の役が必要です。
ここでは鳴いても成立する役の中で狙いやすいものを2つ紹介します。
タンヤオ
タンヤオは1・9牌と字牌を使わずに上がると成立します。
役牌
役牌は🀆、🀅、🀄、自風牌(じかぜはい)、場風牌(ばかぜはい)のいずれかをコーツ、またはカンツにして上がると成立します。
自風牌(じかぜはい)
自風牌は🀀、🀁、🀂、🀃のうち、自分の座っている位置に対応する牌のことです。
場風牌(ばかぜはい)
場風牌は東場なら🀀、南場なら🀁が場風牌になります。
今回は鳴きと鳴いても成立する役について解説しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。