麻雀

【4連形・中ぶくれ・シュンツの2つ隣の牌】麻雀初心者向け牌効率シリーズ④

対象者:基本的な孤立牌の強さ比較ができる人

麻雀を打つうえで、どの牌を残すか、どの牌を切るかは勝敗に直結します。特に「孤立牌」の扱い方は、初心者だけでなく中級者にとっても悩ましいポイントです。

しかし、同じ孤立牌でも、その形によって強さや価値が変わることをご存じでしょうか。例えば、4連形や中ぶくれ、さらにはシュンツの2つ隣にある牌などは、通常の孤立牌よりも強く、有利な手牌に変化させることができます。

今回は、孤立牌の中でも特に強い形について、受け入れ枚数や良形になる枚数の観点から詳しく解説し、より効率的に手を進めるためのポイントをご紹介いたします。

基本的な孤立牌の強さ比較について知りたい方はこちら

4連形


4連形とは🀉🀊🀋🀌のように牌が4つ繋がった形のことです。

4連形は🀉🀊🀋+🀌とも🀉+🀊🀋🀌とも見ることができるので、受け入れ枚数が増えます。
受け入れ枚数は🀇🀈🀉🀊🀋🀌🀍🀎の28枚で、良形になるのは🀈🀊🀋🀍の14枚です。

中ぶくれ


中ぶくれとは🀒🀓🀓🀔のように、シュンツの真ん中の牌が2つある形のことです。

中ぶくれは🀒🀓🀔+🀓とも🀒🀓+🀓🀔とも見ることができるので、受け入れ枚数はほぼ変わりません(自分で使っている分はわずかに減少します)が、良形になる枚数が増えます。
受け入れ枚数は🀑🀒🀓🀔🀕の16枚で、良形になるのは🀑🀒🀔🀕の14枚です。

4連形や中ぶくれも孤立牌と同様に、真ん中にあるほど強くなります。🀙🀚🀛🀜よりも🀛🀜🀝🀞の方が強いです。

シュンツの2つ隣の牌


シュンツの2つ隣の牌とは、🀙🀛🀜🀝のような形の🀙のことです。
孤立牌の🀙🀙🀚🀛の3種類の受け入れがありますが、🀙🀛🀜🀝🀙🀙🀚🀛に加えて🀞の受け入れもあります。🀚を引いた場合、孤立牌の🀙ではできないリャンメンを作ることができます。このような牌の価値は、同じ数字の孤立牌と比べて1ランク上がります。ただし、4連形や中ぶくれよりは弱い形です。

今回は4連形・中ぶくれ・シュンツの2つ隣の牌について解説しました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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